釣りに欠かせないアイテムの1つであるクーラーボックス。
釣具メーカーだけでなく、アウトドアメーカーやホームセンターでも売られていますよね。
そのため、どんなクーラーボックスを買えばいいのか悩むことも多いはずです。
今まで使っていたクーラーボックスは、沖堤防やショアジギング、つまりは青物用(大きめ)のものとタチウオ、タコ、エギングなどののランガン用(小さめ)の2つがありました。
使いやすそうで良いサイズのクーラーボックスを探していたときに見つけたもので納得して購入したつもりが、いざ使い始めると不満に感じることが多くなっちゃいました。
- 沖堤防・ショアジギング用に22L のものを買っていましたが、保冷剤も入っていることもありメジロ1本入れると容量が限界近くになってしまう。
- 手荷物を少なくするためにクーラーボックスに入れようとしても、そこまで入らない。
- ランガン用のクーラーボックスはソフトタイプ(折り畳みできる柔らかい素材)なので、休憩で座ることができない。
- アルミ素材のため、水や魚の血が漏れた場合、滲み込んでしまう。
この4点が特にストレスを感じて、買い替えを決意!
- クーラーボックスの買い替えを考えている
- コスパの良いものを探している
- 使い心地を知りたい
使ってみるとどんな感じなのか、使いやすいのかなど気になることが多いと思うので、ぜひ参考にしてください。
スペーザ ライト 350 キャスター
青物用に購入したのがコチラ。
シマノの35Lキャスター付きクーラーボックスです。
沖堤防だけでなく、最近は釣り堀に行くことも増えてきたので、少し大きめのものを選びました。
全体は、こんな感じでフタにはロックが4箇所です。
大きめになってくると2か所のロックでは足りないようで、左右にこのようなロックが追加されます。
バチン!という音とともにロックがかかって、しっかり閉まるので安心です。
現地に到着し、しばらく移動をしないときは、このロックを外しています。
セーフティーロック(閉じ込め防止構造)
ワンプッシュでロックする構造は、意図しないとロックが掛からなく、不慮の閉じ込めを防ぐ設計になっています。
※レバーが浮いた状態は、ロックが掛かっていません。この状態で反対側から開けると蓋が脱落する可能性があります。また、蓋を閉める前にレバーを戻してもロックしない構造です。蓋を上げてレバーを引き上げた状態から閉めなおしてロックしてください。
(SHIMANO HPより引用)
開けるときは片手で簡単に開けれます。
ただ、閉めるときはワンプッシュが必要です。
↑の写真が開いてる状態で少し出ているのが分かると思いますが、そこを押さないと閉まりません。
以前使っていたクーラーボックスには、この機能は付いておらず、付いていない方が楽に閉めれましたw
事故防止のための機能なので、ファミリーフィッシングといった子供と一緒に行くことのある人向けとなっています。
横向きのサイズは持ち手を入れた外寸で約80cmで、内寸は約60cm。
メジロぐらいなら、斜めに向けて数本まるまる入りそうな大きさですね。
これが縦の大きさでシマノの製品ページでは25cmです。
しかし、測定してみると若干の段差がありますが、もう少し長そうな感じがしました。
こちらが高さで、これは公式と同じで23cmですね。
また、このクーラーボックスの底面には、本体自体にすのこのような凸凹が付いています。
これは保冷剤や氷が溶けて水になったとき、直接魚に触れないようにする機能です。
美味しい魚を持って帰ろうとすると水分は敵になるので、ありがたいですね!
こちらがキャリーするときに使う持ち手で、使わないときは折りたたんで収納することができます。
収納したときに太くなるため、微妙かなぁ・・・と思っていましたが、結構スリムに収納することができ、釣り堀の帰りや買い物に使ったときの運搬がめちゃくちゃ楽です!
あと、快適やん!と思ったのが、簡易ベッドにするときですねw
沖堤防などの釣り場に行って、当たりも何もなくなった時に少し寝ることがあります。
鳥の糞や汚れなど地面に付着しているため、レジャーシートがあれば便利ですが、物によってはかさばるので、いつもクーラーボックスとタックルボックスを使って仮眠していました。
これが今使っているものです。
これが約40cmで、↑のクーラーボックスが80cmで、計120cm。
高さの差に関してもそこまで大きくはないので、腰を痛める心配も低いと思います。
これを横向きに2つ並べれば約120cm、置くときに間隔をあければ135cm前後まで伸ばすことができるため、寝転ぶときに結構快適です。
潮止まりや夜釣り中に仮眠し、万全な状態で朝マズメに挑むことができるので、釣果にも影響します!
使っている中で、ちょっと不便かな?と思ったことも、3点あります。
- 横80cmあるので、車でしか使えない。
使えないことはないと思いますが、バイクに乗せようとしても横幅が大きいため、乗せにくいです。
車、電車、徒歩での釣行が基本になります。
別売りでショルダーベルトはあるので、使い方によってはバイク釣行も行けるかと。
- クーラーボックスを風呂場で洗浄しベランダで乾かそうとすると、そこまで持って行くのに水が落ちることがある。
僕はマンションに住んでいるので、ベランダで洗浄するということが厳しいので、持ち運びが地味に大変。
1日風呂場である程度乾燥させてしまうのも手ですね。 - 持ち手がブラブラで真ん中に止まらない。
きっちり真ん中に上げて停めていたら動きませんが、少しずれると持ち手が側面に向かって落ちていきバコーンとぶちあたります。
気になる人は気になるポイント。
この3つが使っていて気になる点でした。
個人的には青物狙いのバイク釣行がしにくくなったのが、一番のデメリットです。
が、よくよく考えれば、最近青物狙いのバイク釣行をあまりしていなかったので、全然問題ないことに気付きましたw
気になる点とは言え、気を付けていればそこまで大きいマイナスというわけでもないので、十分満足しています!
容量が大きく、爆釣してもキャリーで運搬楽々、疲れたらお昼寝も可、これだけの機能が備わっていて、この価格ならコスパ最強と言えるでしょう。
使い勝手抜群です!
クールラインα ライトソルト GU1500X LS
ランガン用にコチラを購入。
ランガン用に小さめで座ることもできるクーラーボックスを探していたら、見つけたものです。
これは、控えめに言ってコスパやばすぎます。ほんとにコスパ最強です。
何が一番良いか?と聞かれると、まずはこの写真を見て欲しいです。
色々中に入ってますね。
そう、ショルダーベルト、ロッドホルダー、小物入れ、全部込みでこの価格です。
1つずつ紹介していきます。
これが完成した全体写真で、左右どちらからも開けれる両開きタイプ+冷気を逃がさず釣った魚を投入できる口もついています。開けるとこんな感じ。
クーラーボックスをあまり汚したくないという場合なら、投入口にジップロックやスーパーの袋を噛ましておくのも有りかもしれません。
サイズは、17×36×23(奥行×幅×高さ)です。
段差があるのとメジャーの当てる位置が悪いようで、奥行が毎度ずれていますねw
主にエギングとタチウオでの使用を想定しており、前使っていたソフトタイプとそこまで大きさの違いはありません。
ちょうどこのときソフトタイプで釣行しており、すんなりタチウオ全部入ったため数釣れても、サイズは問題なさそうです。
購入してから、最初にやることは各ホルダーのセットからです。
ロッドホルダーと小物入れは、それぞれ両面テープとネジで止めますが、全部自分で取り付けるので好きな場所を選べるのも嬉しいポイント。
僕はロッドスタンドが投入口側にあると、魚を外したりクーラーボックスに入れるときにリールやロッドが邪魔になるかもしれないので、投入口がない方に取りつけました。
まずは、位置を確認し、決めたら両面テープで固定してからネジを締めこんでいきます。
クーラーボックスにネジを取り付けるのは、ちょっと・・・と思ってましたが、使ってみるとこれといって問題なかったです。
100均のプラスドライバーで取り付けしてる最中に、電動ドライバーがあることを思い出し、選手交代。
あっという間に取り付けが完了。さすが電動。
1つ注意点があって、締めこむ場所が柔らかいのか、ずっと回ってなかなか止まらないので、重くなって止まったかな?というところでやめた方がいいです。
破損に繋がる恐れがあるので、ほどほどにしましょう。
早速、取り付けしたロッドホルダーにロッドを入れてみます。
エギングロッドとライトショアジギングロッドを入れてみましたが、なかなかいい感じです。
ちなみに、持ち手の太くなるショアジギングロッドも入れてみましたが、問題なく入れることができました。
ただし、クーラーボックスの持ち手を倒してる側には、ライトショアジギングロッド以上になると入りません。
エギングロッドやアジングロッドなど細めのロッドなら、いけそうです!
小物入れには何を入れたらいいのか考えてると、魚を〆るためのナイフやハサミなどがベストですね!
これで物を失くす心配がなくなりましたw
この価格で、ランガン向きの機能がこれでもか!と積まれているクールラインαは、まさにコスパ最強のクーラーボックスです。
しかし、1点だけ不満な点が。
底に付いてるはずの滑り止めが別売りなんですよね。
不満点は、ほんとこれだけ。なぜこんなことしたんだw
それ以外は大満足なのに、もったいない。
クールラインαは、こちらのふんばるマン Lサイズが適合品です。
忘れずに、合わせて購入してください。
コスパ最強のクーラーボックスで釣りを楽しもう!
青物用とランガン用のクーラーボックスをご紹介しました。
どちらもそこまで価格高くないのに、保冷力も良く使い勝手抜群のクーラーボックスです。
保冷力や機動力に優れているので、釣りだけでなくキャンプ、BBQといったアウトドアやちょっとした買い物にも使うことができます。
新しいクーラーボックスを考えているなら、ぜひ参考にしてください。
次のシーズンでは、このクーラーボックスをパンパンにするぐらい一緒に爆釣しましょう!