こんにちは、ナギです!
先日、5月に解禁となった明石の船タコ釣りに初めて挑戦してきました。
陸っぱりからタコを何度も狙ったことはありますが、大した釣果もなくかかるのは地球ばっかりで、みんなの船タコ釣りでの釣果を羨ましいと思いながら見てるだけの毎日。
友人も船タコ釣りに興味があったので2人で初挑戦し、なんとかブランドである明石タコを釣り上げることができました。
今までタコが食べたくなったときにはスーパーで安売りされているタコをたまーに買いますが、なんだか水っぽくて味が薄かったです。
しかし、釣り上げた明石タコを食べてみるとコリコリとした歯応えと強い旨みに驚き、翌日にはとある場所に電話をかけていました。
船タコ釣りの面白さ、乗った時の重量感、帰ってからの美味しい晩酌が忘れられず、1人で行ってみることにw
前回は、初めてだったので写真を撮る余裕が全くなかったですが、少し慣れたということもあり何枚か撮ることができました。
前のときはビギナーズラックが発動しただけなのか?船タコ釣りを理解して自分でうまく釣れているのか?はっきり分かることになります。
目標はボウズを避けるということで、やっていきましょう!
初めての明石船タコ釣りはこちらから。
仕掛けから釣り方まで初心者にもイメージしやすいように解説しています。
参考にしてみてください。
2回目の明石船タコ釣りへ出発
このときが一番楽しかった時間になることも結構あるのが釣りという趣味です。
なんて厳しい世界なんだろうか・・・。
ですが、今日は秘密兵器を持ってきているので絶対に釣れる自信がありました。
明石の船タコ釣りでは今年からタコエギ2つまでというルールに変更となり、今まで3つ使えていたのでアピール力が下がってしまったと思われます。
色を塗るようなことよりも更にアピール力を高めてやろう!と。
そして、僕は釣具店を見ながら閃きました。
前回の釣行で釣ることのできたケイムラのタコマスターフラッシュブースト マイワシ
パープルサンマを巻いた餌とタコエギのハイブリットである蛸墨族オンブ
トドメに『ケイムラ塗装の棒錘50号』これが今日持ってきた秘密兵器です!
タコエギのカラーローテーションをしたとしても錘はケイムラのままなので青白くぼんやり光るような感じでタコにアピールしてくれて、寄って来たところにタコエギで抱かせる。
禁じ手であるタコエギ3つ付けのアピール力と同等(のはず)で、完璧な作戦であり、釣れる未来しか見えません。もはや勝ち確です。
そんなことを考えているとポイントに到着し、いよいよ釣り開始です。
そこら中でHITコールが聞こえてきて、めちゃくちゃ焦ります。
なんかおかしい、こんなはずじゃないのに!
前の釣行で小突き方もある程度理解してる、当たりも分かるようになってる、しかもケイムラ塗装の錘を使ってるしで、釣れないわけがありません。
とりあえず、タコエギのカラーローテーションをしながら落ち着いて誘い続けていると、穂先に少しだけ重みを感じました。
乗ったものの軽かったのでサイズには期待していませんでしたが、可愛い新子が釣れてボウズは回避できました。
写真だけ撮影し、大きくなれよ!とリリースします。
釣り開始1時間後にようやく初HITでした。
周りでは、すでに3杯あげている方がいたりと楽しそうです。
僕はリリースサイズのみで、せめてお土産1杯は欲しいので次を狙います。
・・・錘、タコエギ、カラーを色々変えるも当たりすらありません。
周りが釣れている中、当たりもないのは、かなり精神的にきます。
すると、ここで穂先が曲がり込むような違和感があったので、ロッドをあげてみて聞いてみると重みがあります。
海藻が多い場所だったのですが、とりあえず合わせましょう!
フラッシュブースト2つ付けで、やはりマイワシに針掛かりしてました。
写真を撮っているとワームのエギにタコが当たったり、海水を流すために開いてる穴から脱走されそうになったりバタバタしましたが無事ネットインw
1杯お土産が確保できたので、だいぶ気が楽になりました!
でも、やっぱあともう1杯は欲しいところです。
・・・が、ここでもまた後が続きません。
誘い方をハイピッチ、スローとアクションを変えてみても、色を変えても当たらず。
悩んでいると隣の方が脂でHITが連発していたので、前回の余りの脂を付けてみます。
潮の流れ、隣の方のラインの出方を見て、オマツリをしない程度にロングステイさせて、ロッドに聞いてみると何だか重い!
迷うぐらいならとにかく合わせるべきなので合わせると、穂先がグッと曲がって乗りました。
むむ!サイズアップしてる!
フラッシュブーストのミドキンアカと蛸墨族オンブのイエロータイガーのタコラード乗せです。
オンブに掛かっていたので、脂が効いたのは間違いなさそうでした。
そろそろ終了時間が近いのと当たりがあったので、一番信頼しているフラッシュブースト マイワシとオンブのタコラード乗せで最後まで行くことに。
この判断が正解だったのか、再投入後すぐに穂先が入り込んだので、聞き合わせしてからフッキングするとまた重みがあり、ゴリ巻き開始!
タモを持ってきてもらえるまでの間にパシャリw
これが最後となり終了です。
使ったタコエギは、簡単に水洗いのできる自作のボックスに放り込みます。
元々はエギング用でしたが、タコエギ用にサイズ変更しました。
作り方はこちらの記事で紹介しており、疲れたあとの片付けが超簡単なのでオススメですよ!
ロッドとリールの片付けも終了後にやることがあります。
釣ったタコは100均の洗濯ネットに放り込んで、生簀に入れていたので〆てクーラーボックスに入れていきます。
締め方は目と目の間、眉間辺りにナイフを刺し込んで動かすと足の色が白っぽくなるので、8本全ての足が白くなれば〆れています。
僕が使っているナイフはこちら。
先端が尖っているので、柔らかいタコの体にも簡単に刺すことができるのでめちゃくちゃ使いやすく〆やすいです。
足の付け根に神経があるので白くなっていない足の根元付近を狙ってみてください。
全て〆終わればゴミ袋に入れてクーラーボックスに入れて作業完了です。
明石の船タコ釣りにオススメのタコエギカラー
2回船タコ釣りを楽しんできましたが、買っておくべきタコエギをご紹介しておきます。
もうまずはこれですね。
晴れの日、曇りの日でも釣れましたし、このタコエギカラーに変えた1投目で釣れたことが結構多かったです。
反射板によるフラッシュとケイムラのダブル発光のアピール力は強烈なんだと思います!
グローである夜光エビですが曇りの日が強いと思っていましたが、今回のような晴れの日でも釣れました。
赤、黄、緑を使っている釣り人が多い中、グローというカラーを投入すればタコからすると違ったものに見えて思わぬ当たりを引っ張ってこれるかもしれません。
餌とタコエギの良い所を両方持っている蛸墨族オンブ。
今回イエローで当たりが連発したので1軍入りですが、他に赤、緑、白などもあるので手持ちのカラー以外のものを揃えると攻めの範囲が広がりますし、餌も付けやすいので持っておくべきと思います。
初心者でも楽しめる明石の船タコ釣りに行ってみよう!
タコエギカラーをローテーションしながら自分の信頼できるカラーを見つけることができました。
数はそこまででしたが、700g、1.2kg、2.1kgと良いサイズです!
船タコ釣りを始めて2回目でも当たりが何となくでも分かるようになりますし、初めて来られていた方も釣ることができていたので、難しそうに見えてもそこまでハードルは高くないのかな?と思います。
フッキングをして乗ってきた重さ、上がってくるまでのタコなのかどうかのドキドキ感もまた船タコ釣りの面白さの1つです。
釣って楽しい、食べて美味しい船タコ釣りにぜひ行ってみてくださいね!