時間の流れは早いもので7月になりました。
水温もだいぶ上がってきており、狙える魚種もどんどん増えていますが、釣りを楽しんでいますか?
ここ最近では春イカとタコを狙って釣りに出かけていますが、当たりすらなく連戦連敗記録更新中・・・。
釣りってこんな難しいものでしたっけ?w
あまりに釣れなさすぎて修行の一種なんじゃないかと思い始めた今日この頃です。
さてさて、少し前に海上釣り堀に行ってきました。
1週間に1回は必ず、海上釣り堀 海恵のHPをチェックしています。
なぜかと言うと期間限定でお土産がつくときがあるからです。
釣りあげる自信がないから、貰えるものは貰おうの精神w
そして、ある日。
今まで見たことのないお土産を貰える日がやってきました。
それが養殖の本マグロ。
仕入れた情報をすぐに2人の釣り仲間に連絡し、予約もしました。
内容としては『80kgの本マグロを釣りをした人数で分けよう!』といったものです。
いつも60人ぐらい来てるので、エラ・ワタ抜いた約60kgを60人で分けることになるかな?
つまり、1kg近くの本マグロが貰えるわけです。これは激熱。
さらに、ポイントカードも5pt今回で貯まるので、シマアジまで貰えちゃいます。
本マグロ・マダイ・シマアジの豪華3点盛りの晩御飯が確定した瞬間でした。
- 当たらなくなった時の対応。
- 少しでも釣果を良くする方法。
- 1軍入りしたエサ。
今回の釣行で学んだことが、この3つです。
せっかく海上釣り堀に行くなら、1匹でも多く釣れた方が絶対楽しいので、お伝えしていきます。
ポイントカードの特典については、こちらの記事を見てください。
その他にも、釣果に繋がる引き出しもお伝えしています。
海上釣り堀で青物を釣るために
やってきました。
行きつけの海上釣り堀 海恵さんです。
船から降りると、目の前にとんでもないヤツがいました。
高知県産 87kgの養殖本マグロさんがお出迎えしてくれました。
しかし、それ以上に驚きの光景が。
今までに見たことのないぐらいの人、ひと、HITO。
いつも60人ちょいのはずが、今日は300人?近くいましたw
マグロがどれだけ身近な存在で、愛されているのかが分かります。
人数が多いのでマスの振り分けに時間がかかるのとマグロの解体ショーもあるので、いつもより終了時間を後ろにずらすようです。
いつものように釣り座を決めたら、仕掛けを作っていきます。
今までショアジギングロッド1本で真鯛と青物を狙っていましたが、最近はライトショアジギングロッドを真鯛用に使うのがマイブーム。
柔らかめのロッドなので、ファイト時にしっかり曲がってくれるのが最高に楽しい!
そして、今回持ってきたエサですが、
- 皇帝カイザー
- マダイスペシャル&マダイイエロー
- イエローバナメイエビ
- カツオのハラワタ
- イエローささみ&パープルささみ
- パープル&イエロー&レッドキビナゴ
- シラサエビ(NEW)
これら11種類。
活かしバケツが必要になりますが、シラサエビは真鯛も青物も狙える万能エサらしいので使ってみます。
マグロの解体ショーが終わったので、いよいよ釣り開始です。
まずはハリス3号+鈎10号で、マダイスペシャルで狙っていきます!
タナは5ヒロ、あるいは、もう少し上、とアナウンスがあったので、5ヒロに調整。
開始の合図とともに仕掛けを投入します。
仕掛けが馴染むと、すぐウキに前当たりが!
ぴょこぴょこしているのを見守って、トップまできっちり沈んでからフッキングをします。
魚と喧嘩をしないようにファイトを楽しんで、無事ネットイン!
かんぬき(口の横の部分)に綺麗にかかってました。
真鯛はごつごつした歯をしておりラインが擦れて切られる可能性がありますが、かんぬきにかかると歯にラインが当たらないのでキャッチできる確率が高いです。
鈎の取り外しもしやすく、理想の掛かり方と言えます!
釣り堀では、チャンスタイムである開始直後に何枚釣れるかが勝負になるので、ウエスを使って生簀に入れて、すぐに次を狙います。
次もウキが馴染むとすぐに反応が。
落ち着いてやりとりして、もう1枚キャッチ!
当たりが落ち着くまでに、4枚あげることができました。
あとは、ここからどれだけ釣れるかが大事になってきます。
真鯛用に使っているタックルはこちら。
ブルースナイパー96MLとツインパワーSW4000HGです。
ロッドはMLということもあり、穂先からバットにかけて柔らかいので、真鯛の突っ込みをしっかり受け止めてくれます。
また、柔らかいだけでなく張りもあるため、巻けるときにはがんがん浮かせてこれるパワーもあるロッドです。
リールは、ライトショアジギングロッドに合わせた番手で、巻き上げる強さ、強烈な引きにも負けない剛性を兼ね備えた安心してファイトを楽しめるものです。
チャンスタイムが終わると、一気に当たりが遠のきます。
ささみやキビナゴなどをエサをローテーションしながら狙ってみますが、良い反応が得られず・・・。
マス全体で、誰も当たりがないときに、いきなり釣り仲間のウキが一瞬に沈む!
合わせを入れると今まで真下に向かって引いていましたが、今回の魚は少し横向きに引いてるようです。
久々の当たりでかかったのは、カンパチでした。
楽しそうな引きを味わっていた友人は、満面の笑みですw
色々ローテーションしてみましたが全く当たりがないので、あのエサを使っていきます!
みんな(魚)が大好きなシラサエビの出番です。
シラサエビの使い方
釣れると聞いたことはありましたが、今まで持ってきておらず、今回初めて使ってみます。
シラサエビを持ち運ぶには、このような活きエサバッグが必要です。
持ち運びに便利な軽量コンパクト設計になっており、エアポンプ、エビ網、エビの元気が長持ちするように休めるネットまでセットになっています。
こちらの活きエサバッグがあれば、こんな釣りも可能です!
お試しで500円分買ってきてましたが他のエサもあるので、十分な量でした。
海上釣り堀でシラサエビを使うなら、できるだけ大きいサイズのシラサエビから使うようにしてください。
理由としては、大きいサイズの方がアピール力が高く、誘いを入れても弱りにくいです。
マス内にいる魚の数は限られており、言ってしまえば同じマス内で早い者勝ちの状態なので、やる気のある魚たちに気付いてもらうことが大事になってきます。
シラサエビの付け方は、尾付近に鈎をかける『ちょんがけ』がおすすめです。
初めて活きエビを使う人でも簡単に刺すことができ、
- 外れにくい。
- 長生きしてくれる。
- よく動いてくれるので、アピール力が高い。
といった効果があります。
いざ、初めてのシラサエビ出撃!
・・・活きエビだからってそんなすぐには当たりませんでしたw
無反応だったので、時々ロッドを1mほど斜め上に向かってさびき、活きエビが落ちてきた!という風な演出をやってみます。
3投でエサ交換ぐらいのペースで繰り返していると前当たりがあり、祈りながら見ているとウキが沈んでくれました!
『この瞬間を見るために釣りをしている』と言っても過言ではない気持ち良さ。
鯛5匹目を釣り上げたところで、青物放流のタイミングとなったので、次は青物を狙います。
青物を釣りたいなら飲ませ釣り
海上釣り堀 海恵では、活きエサとしてアジやサバの販売をしているので、買ってくる必要もありません。
青物を釣りたいなら飲ませもやってみましょう!
青物用タックルを用意し、アジを購入します。
大ヒラマサも放流されておりラインブレイクの可能性もあるとのことなので、ハリス10号と青物用13号の鈎を使用。
タナは5ヒロに設定し、アジを投入!
飲ませ釣りの場合ではアジが自由に泳いでくれるので、誘いとかは特に必要ありません。
僕たち釣り人は、お腹が空いた青物が食ってくれるのを願っとくだけで大丈夫です!
しかし、アジが青物から逃げようと少しウキが動くものの願い叶わず、沈み切りません。
ということで、少し手を加えてみます。
アジのイラストを用意しました。
そして、突然ですがそれぞれの『ひれの役割』ってご存知でしょうか?
僕は泳ぐために必要なものとしか分かりませんでしたw
- 背びれ:じっとしているときなど体のバランスをとり左右に倒れないようにする。速く泳ぐ必要があるときは背中ぴったりに閉じることができる。
- 尾びれ:前へ進むときに使う。
- 胸びれ:体を安定させ、ブレーキ、方向転換、後ずさりに使う。
- 尻びれ:背びれと同じでバランスをとる。
- 腹びれ:体を浮かしたり、沈めたりするのに使う。
ひれはひれでもこんな違いがあり、追っかけられたときに重要となってくるのが尾びれの推進力と胸びれの方向転換になると思います。
人間でも鬼ごっこをするときに走るのが速くて曲がるのもお上手なら捕まることはありません。
養殖魚はペレットという固形のエサを食べていて、素早く動かなくてもエサを食べることができます。
アジをそのまま投入しても追い付けず食べれないこともあると思うので、推進力と方向転換の能力を低下させるために、ごめんなさいと謝りながら尾びれと胸びれの一部をハサミでカットしました。
尾びれは上下、胸びれは左右の計4箇所を短くすることで、方向転換と前に素早く泳ぐことができず、移動範囲を狭めることができます。
その状態で、再度5ヒロへ投入すると、すぐにウキが沈んだり浮いたりを繰り返し始めました。
ついに、ウキが沈んだままになったため、少し時間をおいてからフッキング!
活きアジを使っているため何かしらの魚が乗ると青物と一瞬で分かります。
ハリス10号、鈎13号の仕掛けで、少し強引にいってもバレることはないはずなので、ゴリゴリ寄せて無事キャッチ。
アジの飲ませ釣りでカンパチゲットです!
とりあえず、青物を1本上げれたので真鯛狙いに再度戻しシラサエビを使っていきます。
大きいサイズのシラサエビを選び、誘いを入れながら誘っていくと・・・?
スポーン!
前当たりもなく一気にウキが沈みました!
ただ、そこまで叩くような感じもなかったので、ぐいぐい上げていきます。
と思いきやいきなり走り始めたため、青コール!
カンパチよりも引きが強烈で、少なくともサイズは上がってるか?と思いながらやりとりをしていきます。
でも、周りの人を待たせてるというプレッシャーから少し強引にした瞬間、ラインブレイク。
割と近くまで上げれていたようで、友人の目の前を通ったときに白っぽい魚影でサイズもデカかったらしく大ヒラマサっぽいです。
逃した魚はやっぱりデカいなぁー。
これが最後となり納竿です。
海上釣り堀で数を釣りたい
さて、今回の釣行ではエサの他にも学べたことがありました。
やった方が良いとはよく聞きますが、今までしていなかったのがタナ取りです。
知り合い2人と僕の計3人で釣りを楽しんでいましたが、僕以外の人らはタナ取りをしっかりしており、その結果、当たりの数も釣果も僕より良かったです。
めんどくさい、やり方がイマイチ分からないという人も多いのではないでしょうか?
僕はそうでしたw
実際にやってみるとそんな難しくはなく、素早くタナが分かるので当たりが少なくなってきたら数を釣るためにも絶対にやるべきことの1つです。
知り合いに貸してもらったものがコチラ。
これを鈎に引っかけて沈めるだけでタナを把握することができます。
当たりが少なくなってきたとき魚たちはベタ底で、じっとしていることが多いです。
そこでタナ取りをちゃんとしていれば、左側の釣り人のように魚の目の前へ仕掛けを落とすことができます。
しかし、僕のようにタナ取りをしていないと自分の仕掛けがどの辺りにあるのかが分からず、魚が全くいない所へ仕掛けを落とすことになってしまい、当たりもないので釣ることができません。
黄色×:ウキ止め
そのために、当たりが遠のいたタイミングで、しっかりタナを把握することが重要です。
まずはベタ底を狙うための調整方法ですが、タナ取り錘に鈎を引っかけて投入します。
ラインが出なくなれば底に到着した合図になり、その時にウキが海面付近にあれば底を狙えている証拠です。
そこで当たりがなければ少しずつタナを上げていきましょう!
次に、ラインが止まってウキが倒れてしまった場合です。
この時はウキ下が深すぎる状態となるので、ウキ止めの位置を浅くなるように調整してください。
調整が終われば再度投入し、位置を確認しましょう!
最後は、ウキが沈んでいった場合です。
いつも3号のウキを僕は使っていて、こちらのタナ取り錘は7号となっています。
投入したときには、それはもう凄い勢いでウキが沈んでいきましたw
よほど浅かったようです。
なので、この場合はウキ止めの位置を深くなるように調整しましょう。
- 潮の流れによって網の形が変わるため、中心と手前とでは水深が異なる場合がある。
- 定期的にタナの確認をした方が良い。
- 底で反応がなければ少しずつ上げていったり、エサをローテーションしてみる。
当たりがなかったときに知り合いを真似てタナ取りをやってみると、当たりが出たので適当にやるよりもかなり効率的なので絶対した方が良いテクニックだと思います!
海上釣り堀で青物を釣るならこのエサが近道!
2人分の釣果で真鯛10、カンパチ4、シマアジ2となりました。
タナ取りをしっかりしていた知り合いの方が当たりが多く、釣果も良かったです。
必要ないと思っていたタナ取りでしたが、めちゃくちゃ釣果が違ってくるので、次回からは必ずすることを決意。
ちなみに、マグロのお土産は人数が多すぎて、ちょろっとしかなくてビビりましたw
そして、楽しみの晩御飯の時間ですが、前回こんなことをしてみました。
ずっとやってみたかった寿司を握ってみたんですよね!
自分で握ったので美味しいは美味しいんですよ?
でも、力を入れたつもりは全くないのに、シャリが圧縮されてて噛んでもほどけるような柔らかさ皆無。
いやー、寿司職人やシャリロボットは凄過ぎる。
そこで、この反省を活かしました。
実は、ス○ローでシャリだけ買えるんですよ。12皿分でなんと400円。
店員さんからしたらシャリを詰めるだけの楽な注文、僕は美味しいシャリが食べれる、これはまさしくWIN-WINの関係です。
まぁ、こいつ何やってんだ!?と思われているかもしれませんが。
手巻きにもちょうど良いサイズだと思うので、ぜひ試してみてください!
ちょっとした勇気があれば大丈夫です!
少しでもお持ち帰りできるようなものがあれば、釣果が良くなってくれれば嬉しいです!
それでは楽しいフィッシングライフを!
青物を釣るならこのエサもおすすめです。