釣りシーズン終盤であるこの時期がやってきました。
前回は何もできずにボッコボコにされましたが、今回はやったります。
ゲーム性が高く、釣って楽しい食べて美味しい寒グレ狙いです。
初めてフカセ釣りをしたときは小魚が釣れたもののボウズ、2回目はやる気だけあって片手で足りるぐらいの釣果、そして、今日が3回目の釣行。
フカセ釣りがお上手な人に釣り方を聞いて、YouTubeでコツを観て予習したりと準備はバッチリです。
- グレのフカセ釣りをやってみたい方
- フカセ釣りの釣果を良くしたい方
- フカセ釣りの便利グッズを知りたい方
3回目の釣行にしてようやくフカセ釣りの釣り方をなんとなく分かってきました。
これから始めてみようと思っている方や僕と同じフカセ釣り初心者の方へ、意識するべきポイントを詳しくお伝えしていきます!
垂水一文字の詳細、グレのフカセ釣り仕掛けはこちらから。
激流ですが、ショアジギング、エギング、明石鯛狙いのカゴ釣りなど様々な釣りが楽しめます。
こちらの記事は前回の釣行です。
難しい釣りでしたが、初めてと言えるフカセ釣りを楽しんできました。
グレのフカセ釣りなら垂水一文字に行こう
フカセ釣りをする知り合い数人におすすめの場所はどこか聞いてみました。
大蔵海岸や平磯海釣り公園などの名前も出てきましたが、無料の釣り場やベランダになっていて快適に釣りができる場所は、混雑しやすくウキを流しにくいとのこと。
人が少ないから広々使える、潮通しもよくグレの魚影がかなり濃い、30cmオーバーの良型も狙えるという理由から垂水一文字しか行かないと教えてもらいました。
ということで、垂水一文字でフカセ釣りをすることに。
そして、なんと今回はボッチ釣行です。
釣れなかったらお楽しみの晩御飯の晩酌は無しという崖っぷち。
あえて自分を厳しい状況に追い込んで、結果を出していくスタイル。
出せる自信はありませんがw
前の釣行を思い返しながら試してみたいことが、
- 撒き餌
- 柄杓
- 視力
- タナ
上記4点で、後述していきます。
いつも使っている集魚剤のグレV9、オキアミ、米ぬかなど1日分の量を買うと結構な金額になります。
渡船代もかかるので抑えれるところは、抑えていきたいところです。
撒き餌をどうすればいいか釣具店をぶらついていたときに気になったものがありました。
釣具のポイントで見つけた赤玉グレというもので、V9と生オキアミが混ぜ込まれた撒き餌です。
これが4kgも入っていて、お値段なんと1300円ほど。
少し多めに撒き餌打ちしても計10kgあれば足りるはず。
これで問題なく釣れれば少しでも安くできるので試してみます!
海水を少しずつ足しながら混ぜ混ぜ。
全体的に混ざって硬さも良さそうになったら柄杓で打ち込んでみます。
撒き餌打ちをするときにこだわるべきアイテムが柄杓です。
これは前回の釣行のときに思い知りました。
今まで釣果に影響しないだろうと思って1000円で売られていた格安の柄杓を使っていましたが、これが全く使えません。
- カップのエサ離れが悪く撒き餌が砕け散ってしまい団子にならない。
- 柄杓全体が硬く遠投しにくい。
- 一日中撒き餌打ちをしないといけないのに重くて疲れる。
フカセ釣りで釣果を良くするためには撒き餌ワークがめちゃくちゃ重要なのに、肝心の柄杓の性能が悪いと釣果も悪くなってしまいます。
僕が使っている『まきーなⅣ 750』ですが、エサ離れが良いマット加工カップ、しなやかなシャフトかつ少し長めで遠投性に優れる、軽量設計なので長時間使っても疲れにくかったです。
さらに性能が良い柄杓は1万円近くしますが、そこまでの物は買わなくてもこれぐらいのスペックでも満足するぐらいに使えます。
柄杓ホルダーをセットして、刺し餌箱を付ければ準備完了です。
柄杓をなくしてしまうとフカセ釣りが成り立たないのでスパイラルコードを装着、刺し餌にはマルキューの食わせオキアミと生オキアミの2種類を使ってみて喰いが変わるのか検証してみます。
そして、一番効果があるんじゃないか!と思っているのがこちら。
度入りの偏光サングラスですw
垂水一文字では太陽光の反射が強く、海面がかなり見づらいです。
さらに、僕は視力が悪いにも関わらず偏光サングラスのみでフカセ釣りをしていました。
どうにかできないかとネットを調べているとJINSというメガネショップで度入りの偏光サングラスを作れるということを知りました。
知った翌日にはJINSに駆け込み、店員さんに用途を伝えて1週間ほどで作成してもらいました。
水中の魚影やウキがはっきり見えるようにブラウンカラー、サングラスの隙間から光が入りにくいように大きめのフレームで、お値段が1万5000円です。
自分の輪郭にフィットするサイズでズレにくく視力も1.0になり、魚影やウキが沈んだ瞬間などめちゃくちゃ見やすくなりました。
僕のように視力が悪くウキなど仕掛けが見にくいと悩んでいる方には、超便利アイテムだと思います。
自分だけのオリジナルの偏光サングラスが簡単に作れちゃうのでJINSはおすすめ!
フカセ釣りの釣り方を初心者向きに解説
仕掛けや便利アイテムを紹介し終わったところで、いよいよ釣りを始めていきましょう。
今回の釣行で、意識したことが撒き餌ワークとタナです。
まずは、撒き餌ワークからお伝えしていきます。
グレをフカセ釣りで釣るためにはエサ取りを回避することが重要で、グレの泳ぐスピードは速く、エサ取りは遅いです。
それを活かして、鈎に刺し餌を付けて準備ができたら、まずは足元付近に撒き餌を2回打ってエサ取りを足止めします。
その後に、沖の潮流の上流側に向かってキャストし、仕掛けがもつれないようにエサとラインが直線になるまで糸ふけを巻き取り、ウキ付近に撒き餌を1回打つことを徹底しました。
そうすることで移動の速いグレだけを沖に寄せることができ、エサ取りと分断することができます。
分断させることを意識しての1投目で、すぐにウキが沈んでいくではありませんか。
度入り偏光サングラスのおかげで今まで見えていなかったウキが水中に沈んでいく様子が、はっきりと見えちゃう!
スピードのあるファイトを楽しみながら抜き上げて20cmほどのグレ1匹目をゲット。
あんまり釣れないかもしれないので、とりあえずキープしておきますw
飲ませ釣り用に持っていた活かしバケツに、放り込んで次を狙います。
2ヒロで開始しており、それで釣れたのでそのままのタナで2投目。
するとまた当たりが・・・?
しかも、良い所に鈎掛かりしてるやん!
グレの歯はギザギザになっており、鈎を飲まれてハリスが歯に当たってしまうと切られることがあります。
ハリスが歯に当たらないように鈎掛かりをさせるためにはタナが重要です。
タナが合っているかどうかの確認は、どの辺りに鈎掛かりしているのかを見ることである程度判断することができると言われています。
上顎に鈎掛かりしているときは、
グレがいるタナよりも少し上に鈎があり喰ってから反転し、潜ろうとするため上顎にかかります。
逆に、下顎や飲まれる場合は、
鈎がグレより深い所にあるので潜りながら喰ってくると飲まれたり下顎にかかってしまいます。
- グレが釣れた時は、どこに鈎が掛かっているのか確認する。
- 上顎にかかっているときはタナが大体合っている。
- 下顎にかかっているときはタナを少しずつ上げてみる。
何度か鈎を飲まれたときにタナを少し上げたら本当に上顎にかかるようになったので、グレが釣れたときは鈎の位置を確認してください。
その後もちょこちょこ釣れますが、なかなかサイズが伸びない・・・!
そして、潮があまり動かなくなると当たりもなくなるので休憩しながらタナも変えていってみると久々の当たりが!
エサ取りと言えば、やっぱこいつです。
仕掛けを噛み切ったり、リリースしても何度も食ってきたりと嫌われ者のフグ。
何度もやられたときにイライラしてしまうのは分かりますが海に帰してあげましょう。
刺し餌を2種類試してみたところ食わせオキアミの方が喰いが良かったです。
撒き餌がなくなりそうになってきた頃に時間となったので後片付けをして終了となりました。
グレのフカセ釣りはゲーム性が高く面白い
撒き餌ワークと鈎掛かりの位置を意識してフカセ釣りに挑んだ結果、リリース込みで20枚以上と最高に楽しむことができました。
後日、知り合いが行ったときに良型を狙うため足元や沖、表層から中層まで狙ってみると30cm近くを釣ることができたようで、サイズを伸ばすためには広範囲を試していくと良さそうです。
フカセ釣りは玄人好みと思われるかもしれませんが誰しも最初は初心者で、試行錯誤を繰り返して釣れるようになったと思います。
フカセ釣り初心者の僕でもちょっとした釣り方を意識すれば釣ることができました。
ゲーム性が高く奥の深いフカセ釣りを楽しんでみてはどうでしょうか!
垂水一文字が閉鎖されてしまったので、グレが釣れるところを調査しに行きました。
次のシーズンからはここに通います!