行ってきた

海上釣り堀 海恵へ!テクニック不足を思い知った日・・・

海上釣り堀の味をしめたナギです。こんにちは!

前回初めて海上釣り堀に行ってそれなりの釣果だったので、先日もういちど行ってきました。
受付から終了までの流れも理解しているため不安もなく、今の時期には味わいにくい強烈なヒキを楽しみつつ美味しい魚で晩酌!と妄想。

ところがどっこい。
釣りの難しさ、自然相手の厳しさ、周りだけ釣る時の絶望感、釣り人なら1度は必ず経験するであろうフルコースをいただいてきました。

そんな日の釣行を報告。
ただ報告するだけでなく、僕が感じたこと思ったこともお伝えしていこうかと。

ナギ
ナギ
引き出しの1つとして使えそうなテクニックをお持ち帰りください!


今回も『海恵』に行ってきました。
詳細や初海上釣り堀の記事は、コチラから。

おなじみの海上釣り堀 海恵へ

6時半に姫路港を出船し、7時過ぎ頃到着。
「8時の釣り開始直後が勝負!すぐウキ沈むから面白い!」と初めて釣り堀にやってきた友人に話していました。

マスの割り振り、タックルの用意を終わらせ、あとは開始の合図を待つだけ!
スタッフがタナの案内をしていたので、ウキ止めの微調整を行っていると『水温が下がってきているので、朝一の反応はイマイチです。ゆっくり活性が上がっていくので諦めずがんばってください!』とのアナウンスが。

ナギ
ナギ
まじですか?・・・いや、大丈夫でしょ。

不安になりながらも、8時になり釣り開始。

待てども待てどもウキが沈みません。

回収時に外れるのか、ちょっかいだされているのか、ウキは沈まないけどエサはなくなる状態に。
周りもウキは沈まず、朝一は本当に活性が悪いようで。

エサのローテーションしながら様子を見てみるが、全く反応なし。
そうこうしていると、対面の方が1本目のマダイをあげていました。

エサ交換しようと回収直後にガツン!
ウキに関係なく、かかっていたパターンのまぐれマダイゲット。いいサイズ!
釣れるのは嬉しいけどウキ釣りをしているので、やっぱりウキが沈んでほしいところ。
・・・回収しようとしたら、重さがあり同じパターンで2匹目。

青物が放流され冷凍イワシを3等分にカットし、内臓がついている部位を投入。
当たりが全くなく、エサを確認するために回収するとクロソイがついてました。

そして、ウキが沈むことなく納竿・・・。

本日の釣果は、お土産の寒ブリ、マダイ3匹(2匹しか釣れていないので1匹プレゼント)、クロソイの計5匹。

対面の方たちはコンスタントに釣りあげていて、10回以上タモを使っているのを見ました。
簡単そうに見えても、釣り堀は奥が深い・・・。

使えるテクニック

夫婦で食べれる分は持って帰れているので、『量』には満足しています。
ただ、釣り堀に行くなら釣果をのばしたり、自分で掛けた!という満足感がほしいところです。
そういった意味でいけば、今回の釣行では不完全燃焼でテクニック不足が原因でした・・・。

周りを見てて思ったこと、次回使えそうなテクニックをご紹介します。

ナギ
ナギ
引き出しの数は、多ければ多いほど釣果に繋がりやすい!

釣り座

正直、言い訳になると思いますw

当日の潮は、もっとも動くとされる大潮でしたが、仕掛けが流されてる感じはしませんでした。
しかし、よく釣れていたのは対面側。

イメージとしてこのような状態で、赤丸の人たちが釣れに釣れていました。
こんな風に潮が動いていた感じはなかったですが、魚たちからすると居心地のいい場所が対面寄りにあったのかもしれません。

見ただけでは判別が難しいと思うのですが、潮の流れていく方へ釣り座を選択する方がいいような気がします。
ただ、くじ引きやジャンケンで場所を決めて行く釣り堀が多いでしょうし、囲まれた網の中に放流されているわけであって、どの位置でもチャンスはあるはずです。

その中で、釣れるかどうかは少しの運とテクニックです。
そして、僕は圧倒的にテクニックが足りていなかったということですね!

エサの種類

今回持ってきていたのが、練りエサ3種類、冷凍エビ、極小キビナゴ、冷凍イワシでした。
当たりがなければエサローテーションをしていても、そこまで食いは変わらず・・・。

ふと気づいたのが対面側の方、アオイソメを使ってるということで、海恵のHPでも「たまに爆発する」ことがあると記載があります。
どうやら、それが今日だったようです。

練りエサや冷凍イワシなどのエサはロッドをさびいてやらないと動きませんが、生餌だと自然なアクションをしてくれるので魚たちへのアピール力はダントツと思います。

当たるかもしれないから持っていく。絶対釣りたい。スレてる魚に差別化。
エサの種類は多いにこしたことはないので、余裕があるなら持っていくべきです!

僕は小さい頃、家族で釣りにいったときに親が持ってきていたアオイソメに噛まれて泣き叫んだ記憶があります。
なので、何がなんでもアオイソメは使いません。怖い。



最近は、こんなのがありますよね。
僕のようにアオイソメが苦手。という人は多いので触らずに掴めるピンチ、イソメに似せたワームもあります。

ただし、釣り堀ではワームを禁止している場所もあるので、必ず確認してから使ってください!

仕掛け(今回効果あり)

これは時期によって変える。使うか分からないが持っておく。ことをオススメします。

前日、友人が釣り堀用品を買うとのことでお供していて、大きいタイプと小さいタイプを購入。
そして、これがまさかの効果がありました。


僕はいつもフック12号ハリス5号のものを使っていましたが、当たりすらなし。
友人が試しにフック9号ハリス2号を使ってみたところ、即ヒット!

そのときに思い出しましたが、冬の時期のタイラバは魚の活性が低く、捕食するときも一気に食うのではなく、ついばむように捕食します。
そのため、吸い込みやすい小さめの仕掛けが有利になることも。

迷ったら合わせてみる

水温が暖かい時期だと、ウキが沈み込み明確な当たりが出ます。
それが寒い時期になるとウキがちょんちょんと動くだけに。

周りでも合わせを入れても乗らなかった。ことをよく見かけました。
ウキが少し動いたような・・・?と思っても合わせず、回収したらエサがないということが結構ありました。
今回のように回収しようとしたらかかっていたこともあるぐらいなので、ウキはそこまで動かないと思います。

そうなると、少し違和感を感じたら、とにかく合わすこと。が大事になってくるんじゃないかな?
何度か怪しいなーと思ったことがあっても、スカったら恥ずかしいから合わせなかった。という気持ちが、正直なところありました。

今後も海上釣り堀に通って数を釣りたいのであれば、ウキの動きを見つつ迷うぐらいなら、まずは合わせてみる!
ウキがどんな動きをしたら当たりなのか、渋いときはどのタイミングで合わせばいいのか、色々なパターンの経験を重ねることが必要と思いました。

毎投びゅんびゅん合わせまくっていたら変な目で見られますが、ウキの動きが怪しいと思うことは多くはないです。
それで合わせるぐらいなら問題ないでしょうし、他人からしたら自分の釣りに夢中なので他の人のことなんて気にもしないでしょう。

ただし、仕掛け投入位置や青コールなどみんなが楽しむためのルールだけは、しっかり守ってください!

テクニックを磨いて釣りを楽しもう!

タナの変更や釣れてる人に聞いてみるなど、テクニックは他にもあります。
『魚がいると分かっている場所で釣るなんて簡単。』と僕は、思っていました。

同じことを思っている人は、今すぐ捨てましょう!
その囲いの中でも釣れる人と釣れない人と分かれますし、いるのが分かっていて釣れないのは普段の数倍の絶望感を味わうハメになります。お財布的にも痛いですし。

釣り堀には釣り堀の専門的なテクニックがいくつもあり、それをより多くもっている人は釣果に繋がりやすいです。
今回紹介したテクニックのなかで1つでも持って帰ってもらえるものがあればと思います。そして、次の釣行では爆釣してください!