暖冬とは言え気温も下がりきって、それに連動し、海水温も下がったので、釣りのシーズンオフを迎えた方も多いのではないでしょうか?
冬がハイシーズンのお魚さんもいるので、まだまだ楽しんでるぜ!という方は、暖かい恰好で風邪をひかないように釣りを楽しんでください。
でも、やっぱり釣りが好きなので、冬でも釣りを楽しみたいし、美味しい魚で晩酌を楽しみたい!
ということで、釣り物が限られる冬こそ行くべきである海上釣り堀に行ってきました。
釣り仲間が言うように釣り堀に行くからには最低1本は青物を釣って、真鯛と青物の刺身2種盛りで一杯やりたい!
釣れるかどうか不安と期待でワクワクしながら海上釣り堀 海恵へ、いざ出発。
海上釣り堀 海恵の詳細はこちらから。
海上釣り堀に持ってきた釣り餌
冷凍庫で熟成させていた前回の団子類、太刀魚釣りに使おうとしていたキビナゴなど残っていたものがあったので、全部持ってきました。
- 練り餌団子3種類
- キビナゴ3種類
- サンマの切り身3種類
- エビの切り身2種類
- ササミ2種類
- カツオのハラワタ
- シラサエビ
- アオイソメ
- 活きアジ(5匹500円で現地購入)
計17種類ありますw
まぁ、残ったら再冷凍するので問題ないでしょう!
海上釣り堀で効率の良い釣り方をするために
海上釣り堀では『モーニング』と呼ばれる時合があり、釣り開始直後のことを言います。
釣果を良くするためには、活性の高いモーニングで数を伸ばせるかどうかが鍵となっており、効率良く釣っていくことが重要です。
手返し良く釣るために愛用しているアイテムがこちらのスプールシート。
事前に真鯛用と青物用の仕掛けを作って、このシートに巻いておけば、鈎が飲まれてしまった、ラインブレイクした、リーダーが歯に擦れてザラザラになった、といった時に、すぐに仕掛けを付け替えることができるので時短に繋がります。
僕は、すぐに交換できるように真鯛用6セット、青物用3セットぐらい作って持って行き、1匹釣るたびに、鈎付近のリーダーを見たり触ったりして傷付いていたら交換しちゃいます。
真鯛用のタックルを組んで、スプールシートを準備して、8時になったのでスタートフィッシング。
水温の低い冬場では、活性の高いモーニングとは言えど、食いが浅く、ウキがしっかり沈むまでの前当たりが長いです。
そのため、鈎を飲ませてしまう勢いで、前当たりがあり、しばらく待ってから合わせても、ようやく口の皮一枚かかるぐらいのことが多くあります。
釣り開始前に、タナのアナウンスがあるので、いつもの5ヒロに設定し、まずは団子餌から攻めてみます。
ウキがウキ止め糸まで到達して仕掛けが馴染んでも当たりがないので、餌が外れない程度に軽めに誘いを入れてみると、ウキが軽く沈む前当たりが!
ウキのトップまで沈んだのでフッキング!
・・・竿に重みが乗らず。
結構、待ったつもりが、初HITにはなりませんでした。
でも、当たりがあり、タナ自体は合ってそうなので再度挑戦!
先ほどと同じ場所に仕掛けを沈めてみると、まだ同じ場所に魚が残っていたのか、すぐに当たりがあります。
今回は、ウキが動く前当たりを目で楽しんで、トップが沈んでからも少し待ってからフッキングすると重みが乗りました!
バラシは避けたいので、慎重にファイトし、余裕をもってネットイン。
少し、小さいような感じがしますが35cmほどの真鯛をゲット!
同じパターンで、もう1匹追加したところで、マス内の当たりが止まりました。
当たりが止まったときには、餌をローテーションしてみましょう。
海上釣り堀に来たからには青物も絶対釣って帰りたいので、真鯛と青物両方狙えそうな黄色に着色したサンマの切り身でやってみます。
タナは、さっきまでと同じ5ヒロです。
仕掛けが馴染んで、当たるかな~と思いながらウキを見ていると、さっきまでの当たりとは違い、一瞬でウキが沈む!
これだけ一気に沈んだのであれば乗るはず!と合わせると、やっぱり重みが乗りました!
が、なんかめっちゃ軽い・・・?
叩くようなヒキもなく、されるがままで簡単に浮いてきます。
『プレミアムハマチ』と言われる40cmぐらいのハマチが釣れました。
今まで何度か釣ったことはありますが、脂が乗って美味しいは美味しいですが、せっかく狙うなら大型の脂ギトギトのハマチが良いですよね!
ハマチをスカリに入れていると、ついに青物放流のアナウンスが。
海上釣り堀で青物の新しい釣り方
青物放流のタイミングに合わせて、僕含め釣り仲間3人で青物狙いに。
釣り仲間の1人から活きアジだけでやるのではなく、餌もセットにしても釣れるらしいという情報を聞いたので、やってみることにしました。
どんな感じにするか悩んだ結果、出した答えがこれです。
アジが弱りにくいように真鯛用11号の鈎にフロロ4号、カツオのハラワタを大きすぎず小さすぎずにカットし、鈎に通します。
そして、鈎をアジの背中よりちょい頭寄り、首付近に掛ける。
尾びれをカットすることにより、推進力を奪って青物から逃げにくくさせます。
狙いとしては3つです。
- ハラワタの強烈な臭いで青物を寄せる。
- 青物はベイトを頭から飲み込むので頭寄りに鈎を掛けることでフッキング率UP。
- 養殖青物はベイトを追っかけて食べることが苦手なときがあるので、鈍い動きで捕食率しやすいようにしてあげる。
3人それぞれの仕掛けで青物を狙っていると青物が4匹放流されました。
放流された直後は活性が高いことが多く、一瞬でかかる場合もあります。
まさかの即ダブルヒット!
良いなー・・・と思っていると僕のウキも一瞬で消えました。
1匹かかったことによる追い食い連発でトリプルヒットw
2人は先に掛けていたこともあり、すんなり上げていました。
僕も上げようとするもなかなか上がって来ず、重量感もあります。
あれ?もしかして、ちょっとデカい?
無理やり上げようとしてバラすのは絶対に避けたいので、ゆっくり落ち着いてファイトすること数分。
さっき釣れていた青物よりも数段でかくて重い!
ここからタナを変え、餌を変えするも当たりがなく、終了となりました。
釣り堀で青物を釣りたいなら引き出しを多く持とう
僕の今回の釣り堀での釣果は、真鯛2、青物2でした。
シンプルな泳がせだけでも、もちろん、釣れますが、青物を釣りたいならその他の引き出しも持っておいて損はしません!
本当に釣れるのかどうか怪しい釣り方でしたが、無事に釣ることができたので効果があったのかも?
釣りに正解はないので、色々試してみるのも釣りの楽しみ方の1つです。
寒い冬でも熱いファイトが楽しめる海上釣り堀に、ぜひ行ってみてください。
他にも青物の釣り方を紹介しています。
新たな引き出しになるかもしれないので読んでみてください。