釣りのシーズンオフと言える冬場でも手軽に大物の引きを楽しむことができる海上釣り堀。
1回の釣行でそれなりのお土産を持って帰れますし、どの魚も美味しいものばかり。
しかし、そんな釣り堀でも1つだけ弱点が・・・。
そうです。1回の釣行にかかるコストが半端ないということ。
釣りをするのに約13000円+エサ数種類で約3000円の計16000円前後という価格。
その代わり、釣れるのは高級魚ばかりで、釣って楽しい食べて美味しい、しかも冬でもOKなんて、行きたくなっちゃいますよね・・・。
- 少しでもコストを抑えたい
- どうやってエサを自作したらいいのか
- 自作したエサは釣れるのか
数百円でも安くなれば、他のエサ代に回すこともできるし、積み重なれば大きくなります!
そのため、今回は安定した釣果をあげてくれる黄ささみを自作してみました。
早速、作っていきましょう!
黄ささみの作り方
海上釣り堀用、特に真鯛狙いで使う人が多いかもしれませんが、青物やシマアジも釣れる万能エサです。
その他にも、堤防釣りで使っている人もいるかもしれませんね。チヌとか。
これを釣具店で購入すると約500円となかなかのお値段で、それを安くするためにスーパーに売っているささみを使います。
2割引や半額、特売で100円で売られているのを見つけたあなたは超ラッキーです!
あと欠かせないものがコレ。
イエロー爆釣液。
アミノ酸の匂いと味を凝縮した液体で、これをささみに滲み込ませます。
あるいは、スーパーなどのお菓子材料周辺に売られている食用色素と呼ばれるものを使うのもありです。
こちらは色だけを付けるためのもので、ケーキのデコレーション、ゼリー、餅などの色付けに使います。
どちらでも着色は可能ですが・・・
僕は、当たりがなくなったときに黄ささみを使いますが、使っているときに柔らかくてすぐに鈎から外れてしまうことがありました。
それが気になっていたので、少しアレンジを加えることに。
- ささみ
- イエロー爆釣液
これらが準備できたらOKです。
基本的には、このキビナゴの作り方と一緒!
硬めの黄ささみを作りたいので、まずは塩で締めます。
バットの上に、新聞紙、キッチンペーパーを置いて、ささみの両面に塩を振りかけます。
これが1日経過したささみです。
全体から水分が抜けて、干からびていますね!
ここでも少し手を加えます。
バットにイエロー爆釣液とチューブにんにくを入れます。
釣具店でも『にんにくキビナゴ』というものが売ってますし、あの強烈な臭いによって他の釣り人と差別化できるかなーとやってみましたw
で、混ぜて溶かしたのがこちら。
換気扇をがんがんに回しても漂うにんにく臭。
・・・これは入れ過ぎたのかもしれません。
そこに小さめにカットしたささみを漬け込みます。
あるいは、1本そのまま漬けてしまって、釣り場で好きな形にカットするのもありです。
こちらを5時間ほど冷蔵庫で寝かせます。滲み込ませます。
今回、にんにくを入れ過ぎたせいか冷蔵庫を開けた瞬間、強烈な臭いがダイレクトアタックしてきました。
ジップロックに入れて空気を漏らさない、にんにく無し、大量の脱臭炭など対策をした方がいいかもしれません。
完成した黄ささみをタッパに入れて、冷凍庫で保管すればOKです。
もし余っても冷凍しておけば問題なく使えます。
実際に、釣り堀で使用してみたところ、渋くなったときに真鯛を釣らせてくれたので釣れることは間違いないです!
自作のエサで価値のある1匹を釣り上げよう
イエロー爆釣液を購入するのに市販の黄ささみと同じぐらいの金額はしますが、数回分使うことができるので、自作の方が安上がりです。
なにより自分で作ったエサで釣りあげるのは、いつも以上に嬉しくなります。
簡単に作れるエサなので、ぜひ釣り堀に行く際は作ってみてください!