こんにちは、ナギです。
冬になると釣れる魚種が限られますが、メバリングやガシリング楽しんでいますか?
この時期はシーズンオフ。その代わり、雪山に行ってきます!という人もおられると思います。僕はそうです。
釣り物が少なくなるこの時期に、強烈な引きが楽しめる釣りがないか探した結果、ありました。
そう、海上釣り堀です。
海上に生簀をつくり、そこで釣りをする。ということは知っていますが、行ったことはありません。
そこで今回は、釣り堀に行ったことないけど興味がある。行こうか悩んでいる。という方に、1日の流れをお伝えしようと思います!
海上釣り堀『海恵』(かいえい)詳細
ネットでどこに行くか探していたとき、多くのサイトで名前が載っており釣果も良かったので、海恵に決めました。
瀬戸内の湾内で営業しており、網干港、姫路港、日生港、赤穂港から渡船に乗り、現地に向かいます。
また、港によって出船時間が異なるため、時間を確認し間に合うように余裕をもって向かってください!
海恵は、筏(いかだ)をつなぎ合わせてつくられているので、どこにいても僅かですが揺れを感じます。
そのため、乗り物酔いする人、酔わない自信のない人は、酔い止めを用意した方が良いと思います。
釣り料金(渡船料・税込)
男性(高校生以上) 14,000円
シルバー男性(満80歳以上) 12,000円
女性・中学生 11,000円
子供(小学生以下) 8,000円
(海恵HPより引用)
釣れた魚は全てお持ち帰りOK、釣れなかった場合でもお土産あり、トイレ完備、魚は全て〆てもらえます。
有料にはなりますが、ウロコ・内臓取り、氷、お持ち帰り用の箱、レンタルロッド、エサ販売もあります。
僕は姫路港から乗りましたが、海恵の他にも水宝という釣り堀も近くから出船します。
海恵の乗船箇所は、旅客船ターミナルを正面から見て、右側です。
カーナビで向かう際は、079-233-0011(兵庫埠頭)で入力してください。
海恵の駐車場はないため、有料駐車場を利用します。
駐車場代を浮かせるために路駐している人が多かったですが、仕事で来る方や近隣の方の迷惑になりますし、駐禁とられる可能性もあるかもしれないので、やめましょう。
ターミナルの裏に駐車場があるので、こちらを使用してください。
赤丸:ターミナル裏駐車場
青丸:海上釣り堀 海恵 乗船場所
駐車場の券を海恵の集金時に見せれば500円バックされるので、忘れずに持って行ってください!(実質駐車料金が無料になります。)
6時半頃になると、荷物の積み込みが始まり出船します。
船が結構大きく船内で座ることができるのですが、確実に座りたいなら早めに並びましょう。
2人掛けの席ですが、1人で来ている人も多く埋まってしまいます。
初めて行ったので並ぶ場所が分からず後ろの方に並んでしまったため、この時期の朝方の風に吹かれながら、約30分かけて釣り堀に向かいましたw
https://www.turibori-kaiei.com/index.html#menu
海恵のHPをおいておきます。
2024年1月22日時点では、駐車場と乗り場が変更になっています。
以前の駐車場から少し奥に進んだ所が駐車場になっており、乗船場もその分、奥に移動しています。
水宝と乗り場が近いので乗り間違えをしないように注意してください!
『海恵』に到着後から実釣まで
7時過ぎに現地到着。
初めての海上釣り堀で、いよいよ実釣なのでテンションアップ!
・・・の前に、生簀の割り振りがあります。
写真の位置に荷物を置いて待機していると、スタッフの方が人数確認と何番生簀に行くのか案内してくれます。
大小それぞれの生簀があり23番が見えたので、それだけの生簀があると考えられるので結構大きめの釣り堀っぽいです。
生簀の番号が決まれば、場所取りのくじを引きます。(グループで行ってるなら代表が)
これは何番目に場所取りをするのかを決めるくじで、引くときには選択肢のない最後の1本でしたw
今回は、5番生簀で1番目(!?)の入場だったため、なんとなくで場所を決定。
向かうときに、スタッフの方が『5ヒロから5ヒロ半(1ヒロ=約150cm)でお願いします!』と言ってくれます。
朝一はマダイを狙うというのが釣り堀のルールとのことで、当日のタナ(タナ:魚が泳いでいる場所)を教えてもらえます。
位置に着くのが7時40分頃、8時から釣り開始なので約20分でマダイ狙いの仕掛けを組む必要があります。
みんなが快適で楽しく釣りをするための重要なルールです!
特に青物は横走りをするため、仕掛けをあげておかないとオマツリ(オマツリ:他の人とラインが絡まること)してしまいます。
もし、してしまったときは素直に謝ることを心がけましょう!
8時になると鐘がなり、釣り開始です。
仕掛けを投入しタナまで沈んだと同時に、みんなのウキが一瞬で沈みますw
釣り堀の開始直後は、入れ食い(入れ食い:仕掛けを入れるとすぐに当たること)になることが多く、ここで数をあげるのが超大事です。
30分ほどで、魚の空腹が満たされたのか、当たりがなくなります。
当たりがないときは、タナを変えてみたり、青物用の仕掛けを作るなど時間を有効活用。
9時頃にサクラマスを数匹、10時頃にマダイ数匹、11時頃に青物数匹を放流してくれました。
放流されたときは全体の活性が上がることもあるため、集中してください。
釣りあげた魚は個人用の生簀が無料で利用できるので、そこに生かしておきます。
生簀の中には、番号札と土産札があります。
番号札は魚の処理を依頼したときに、必要になるため覚えててください。
土産札は帰る際に土産と交換するために必要なものです。
朝一の入れ食いが落ち着いたタイミングで、スタッフの方が『魚の処理を依頼する人いますか?』と確認してきます。
ウロコ・内臓取りを行ってくれ、魚種によって200円か300円ほどです。
家に帰って捌くのがかなり楽になるのでしてもらった方がいいでしょう。
それに合わせて別スタッフが集金に回ってきますので、料金と駐車券を用意しておきましょう。
あれこれ試しながら続けていましたが、出船時間が12時半のため12時になると納竿です。
片付けしながら、スタッフに個人生簀を渡し〆てもらいます。
処理を依頼していた場合は、クーラーボックスの取り間違いに注意しながら料金を支払ってから引き取りです。
ここでバケツ1杯300円で氷が買えるので必要であれば買ってください。
4か所から船が出ており、どの船がどこ行きかを放送してくれるので間違えずに乗ってください。
クーラーボックスが結構な重さになるので、積み込みには注意!
出船したら14時頃に姫路港に到着し、初の海上釣り堀の1日が終了です。
初の海上釣り堀『海恵』釣果
帰宅後の1枚です。
時期によって異なるみたいですが、今の旬と言えば寒ブリ。
それが1匹お土産として貰えました。
マダイを2匹しか釣ってなかったと思いますが、3匹になってたのでマダイも3匹になるように貰えるのかもしれません。
クーラーボックスから出して並べてみます。
寒ブリ2匹:約60cm
マダイ3匹:約40cm
サクラマス1匹:約30cm
クロソイ1匹:約35cm
7匹分のウロコと内臓を取ってもらって1700円でした。
寒ブリの短冊とブリカマです。
養殖のためブリをはじめ全ての魚の脂がすさまじいです。
臭みも全くなく美味しいのですが、脂が乗ってるので量が食べれないのに7匹分あるため食べきれませんw
実家、友人、職場に持って行ってようやく完食しました。
海上釣り堀で楽しもう!
初めての釣り堀で釣れるか心配していましたが、魚がたくさん泳いでいる生簀にエサを入れる釣りなので、初心者や子供など誰でも釣れます!
仕掛けが全てセットになっているものも釣具屋で販売されており、使ってみましたが何の不具合もなく釣果に繋がってくれました。
冬は釣り物が少なくシーズンオフと思っていましたが、海上釣り堀は1年を通して楽しめちゃいます!
お土産を除いて6匹釣れたものの上手い人は2ケタあげるとのことで、簡単そうに見えて奥の深い釣りです。
- 誰でも簡単、お手軽に!
- 釣果の期待大!
- 冬でも大物の引きを味わえる!
- 旨い!
これが海上釣り堀の特徴で、難しそうなイメージがありましたが、そんなことはありませんでした。
興味のある方、悩んでいる方はぜひ行ってみてください!
強烈な引きを味わうためには、ちょっとした工夫が大事になります。
引き出しの1つとして持っておいて損はありません!