いやー、暑い。とにかく暑い。
こんにちは、溶けかけているナギです!
今年の夏は、異常に暑くないですか?
先日、風呂に入ったときですが、やたら両腕がヒリヒリしてて虫に刺されたっけ?日中釣りにも行ってないし、なんだ?って思ったら日焼けしてました。
半袖でバイクに30分ほど乗っただけなのに、日焼けとは・・・。
出掛けるときは短時間でも日焼け止めを塗ること、喉が渇いてなくても水分を摂って熱中症にかからないように過ごしてください!
かなり暑い日が続いていますが釣りを楽しんでいますか?
最近の明石周辺では豆アジのサビキ、大サバ、タコがちらほらといったところでしょうか。
そろそろケンサキや夏タチも少しだけ釣れてるようで。
これからさらに釣れ始めてくると思うので楽しみです!
さて、僕はというと日中の釣りは暑すぎて溶けてしまいそうなので、夜釣りに行ってます。
夏の夜釣りと言えば、今が旬であるアナゴさんです。
当たりを待っているだけでも楽しく、食べても美味しい、仕掛けや釣り方も楽という全てを兼ね揃えた釣り、それが夜のぶっこみ。
- アナゴの釣り方
- 釣り方のポイント
- 癒され方(重要)
堤防へアナゴ釣りに行ったときの釣行を報告していきます!
最近釣りを始めた方も多いとは思いますが初心者でも簡単に釣れるのが、このぶっこみ釣りです。
仕掛けもシンプルなので『面白そうやん!』と思ったら、ぜひ試してみてください!
アナゴを釣るなら堤防に行ってみよう!
はい、やってきました。
アナゴ釣りの仕掛けも3本用意して、準備万端です!
アナゴの釣り方の仕掛けは、こちらの記事でまとめています。
アナゴ釣りに使えそうなものがないか探していたときに見つけたものがコレ。
ハヤブサ 立つ天秤スマッシュの10号です。
錘号数3~20号、組み合わせが決まってますがピンク/グリーン、レッド/イエローの4色が展開されています。
なぜこれを使おうとしたのかと言うと、
- 無塗装よりカラーの方が集魚効果がありそう。
- 小さく折り畳めるので収納しやすい。
- 5cmほどの場所から仕掛けを漂わすことができるので根掛かりしにくそう。
- スナップで脱着できるので超高速で仕掛けを組める。
といったメリットがあるかなと思ったからです。
順番に解説していきます。
①のカラーですが、これはそのまんまですねw
ルアーでもそうですが特定の色に反応が良い日があるので、たとえ錘でもカラー付きの方が集魚効果がありそうかな?と。
ケミホタルをいつも付けるので、あんまり関係ないかもしれませんが・・・。
②と③ですが、とりあえず現物を見てみましょう!
組み合わせが限られているけど全色欲しかったので何セットか買っちゃいました。
折り畳むとこんな感じになり、確かにコンパクトにまとまるので収納しやすく、仕掛けを組むために広げるとこんな感じに。
潮の流れに乗せて海底から少し上を狙えるので、ヒトデマンやウミケムシを回避するのに効果的かも?
それに加えて、潮の流れにより鈎がベタ底じゃなくて5cmほどの高さを漂う状態になるので根掛かり防止にも繋がりそうです。
キャストしたときに錘がスリットど真ん中にドンピシャの場合は諦めましょうw
今のところは何度も使っていますが、根掛かりやヒトデマンたちにやられたことは1回もありません。
最後の④ですが、これがマジで快適です。めっちゃくちゃ楽で最高。
僕はアナゴ釣りをするときに使うリールは、ショアジギングやエギング用でラインはPEを使っており、オタフク錘にPEを通そうとすると、PEがしなやか過ぎて通りません。
リーダーとスナップを付けっぱなしだったときは、スナップを切ればすんなり通せますが、気分転換にエギやワインドをしようとなると再度結束する必要があります。
PEでも糸通しみたいなものを使えば簡単に通せるとは思いますが一手間かけたり、スナップを切って、また結束して、って超めんどくさくないですか?
僕はめんどくさがりなのでショアジギング用にリーダーとスナップを1度組むとリーダーが傷んでくるまでは付けっぱなしにしちゃうことが多いですw
アナゴ仕掛けは根掛かり、デスローリング、飲み込みなどで使えなくなってしまうことを想定して最低5本はスナップを付けた予備を持って行きます。
この立つ天秤スマッシュであれば、道糸用と仕掛け用の輪っかがあるので、ルアー釣りで使っていたスナップをそのまま取り付けることができ、アナゴの仕掛けもスナップをあらかじめ組んでおけば、用意は一瞬で完了します。
この仕掛けなら、例えば周りでタチウオやシーバスが釣れてるのを見かけたらスナップだけ外せば、ワインドやミノーに切り替えることも可能です。
アナゴ釣りの4つの約束
アナゴの用意は終わったもののまだまだ明るいので、釣れそうにありません。
タコ狙いでタコエギをずる引きしてみますが当たりすらなし!
日が暮れるまでタコ1本で頑張ってみたところ、無事1ロストでフィニッシュw
さてさて、ようやく暗くなったのでアナゴ狙いのぶっこみを始めましょうか!
いつも僕が気を付けている約束事も合わせてお伝えしていきます。
竿先に鈴ライトは必須
まず1つ目としては、当たりを分かりやすくするため鈴ライトを付けておきましょう。
常夜灯のある漁港など明るい場所であれば、竿先の動きをみることができますが、堤防などでは真っ暗で竿先はほとんど見えません。
このような鈴とライトがセットになったものを竿先に取りつけておけば、竿を複数本出したときに、どの竿で当たったのが一目で分かるので必須となります。
錘の号数は全て同じにする
アナゴは群れで活動していることが多く、効率よくポイントを探っていくことが釣果をのばすためには重要です。
そのために竿を複数本出せるのであれば出しておき、錘の号数は同じにしておきましょう。
僕は、いつも竿を2本か3本出しますが、全て10号で統一しています。
イメージとしては、左・中・右にちょい投げします。
潮の強さによってある程度流れることもありますが、同じ号数であればそれぞれが同じぐらい流れるので、仕掛けがオマツリしてしまうことはありません。
では、号数が違う場合はどうでしょうか?
以前、同じ号数の数がなく、しょうがなく軽めのものをぶっこんだことがあります。
そうすると軽い6号の錘だけが、がんがん流されて中の竿とオマツリしてしまい、もつれ具合によっては仕掛けを切る必要があったり、ほどくのに時間がかかったりで時合を逃してしまうかもしれません。
広範囲を効率よく探ろう
アナゴ釣りをするなら、できれば2本以上の竿を出しておきましょう。
夜行性のアナゴは、群れでエサを探し回っていることが多く、当たりがあったり釣れた位置でまた釣れる可能性が高いです。
どこに群れがいるのかを把握するために、先ほどの図のように左と右に投げる、沖と手前に投げる、など広範囲を効率よく探ることで数をのばすことができます。
ちょい投げしなくても堤防の際に落とすだけでも釣れるので、色んな場所を探るようにしてください。
そして、当たりがあれば、また同じ場所にぶっこんでみましょう。
エサは2種類以上を持って行く
竿を複数本出すのであれば、エサもそれぞれ違うものをつけてみましょう。
その日の状況によって、イソメが良いのか、キビナゴが良いのか、切り身が良いのか、当たりが分かれることがあります。
その日の当たりパターンを見つけることで、釣果に差が出ることがあるので2種類は持って行きたいところです。
おすすめは、この記事の万能エサであるキビナゴです。
エサが付いているか確認し、再度キャストすることが多いぶっこみ釣りですが、塩締めすることで1つのエサを長く使うことができ、食いも変わりません。
アナゴ釣りに行くときは近所のスーパーを巡って、キビナゴか3枚おろしになっているサバの切り身を探しに行きます。
サバの場合はカットする必要がありますが、釣具店で買うよりも半額以下で買うことができ、量もあるのでおすすめです。
- サバの切り身を買う時は、絶対に生のものにしてください。
塩締めされたもの(少し白っぽくなったやつ)を使ったことがありますが、全く当たらなかったです。 - サバの切り身は短冊にカットして使用しましょう。
アナゴの釣り方は、とっても簡単
先ほどの4つの約束を守って、釣りを始めていきます。
簡単におさらいしておきましょう!
- 竿先に鈴ライトを取り付ける。
- ぶっこみの錘は統一する。
- 竿を複数本出すなら、左右や足元と沖など変化をつける。
- 2種類のエサをそれぞれにつけておく。
今回は竿を3本用意しているので、錘は10号、ちょい投げで左中右にぶっこみ、キビナゴとサバを付けて、仕掛けをぶっこんでいきます。
それがこんな感じですね。
竿先に鈴ライトを付けて、それぞれ左中右にぶっこむ!
アナゴ釣りは仕掛けを海にぶっこんで、ほったらかしにして当たりを待つ釣りですが、エサ釣りとはいえ全く当たらない時間帯が絶対に来ます。
なので、短時間でちゃちゃっと釣ってパッと帰るってのは、なかなかありません。
良いタイミングに竿を出したら、それも可能かもしれませんが。
ということで、さっそく当たりを待ちましょう。
当たりを待つときですが立ったままというのは、しんどいので座りたいなーと思うときありませんか?
地べたに座ることもできますが、地面が汚かったり雨で濡れてたりで座ろうにも座れないときもあると思います。
そんなときには僕が愛用しているクールラインのクーラーボックスがめちゃくちゃおすすめです!
記事内に詳しくまとめていますが、アナゴ釣りだけでなくタチウオやエギングにもピッタリなサイズ感、最初からロッドホルダー2本、小物入れ、ショルダーベルトまでついたコスパ最強のクーラーボックスとなってます。
もちろん、頑丈な造りになっているので、座って休憩することも可能です!
と僕は思っていて、クーラーボックスに付いているのは、かなり助かりました。
ロッドを寝かして作業してて踏んでしまったり、変に力がかかってしまって折れたら最悪です。
と、15分間隔でエサを交換していると、ついにあの音が!
チリリン・・・。
夜釣りの真っ暗な場所で、竿先が鈴を鳴らしながらライトまで揺れてる。
これが最高の癒しです。
が、まだ焦ってはいけません。
竿先が揺れているのは、アナゴがエサをガジガジしている状態です。
この状態で、合わせを入れてもエサがなくなるだけで、乗ってくれません。
アナゴ釣りでは遅合わせが基本になるため、当たりがあっても少し待ちましょう。
最初、竿先が少し揺れるぐらいだったものが竿先が入るような、叩くような当たりになってから合わすとかかりやすいです。
アナゴの口は、なかなか硬いのでラインをある程度張った状態から大きめの合わせを入れることを意識してください。
この当たりも待ってから、糸ふけを巻いてフッキングします。
重みが乗ったらあとは、巻き巻きするだけ!
- 当たりがあっても、しっかり待って遅合わせをしよう!
- フッキングは大きめにしよう!
基本を守ってぶっこんでいくと、結構簡単に釣れるのがアナゴ釣りです。
無事本命を釣ってボウズは避けれたので、さらなる癒しを求めます。
ノンアルコールビールを片手に、夏の夜を涼みながら釣りをする。これが最高に良き!
あとはあれです。飲酒運転はダメ。絶対。
のんびりした時間を過ごしていると、この後ヤバイことにw
ぶっこみ釣りを始めて2時間ほど経ったとき、21時前ぐらいになると時合が来たようで。
1本当たりがあって合わせを入れるタイミングを選んでいると、残りの2本にも当たりがw
3本ともチリリリリリリンって鳴ってるけど、腕は2本しかないんですぅぅぅ!
とりあえず、確実に1本はあげることを意識して、合わせを入れて無事捕獲。
残りの2本を念のため合わせを入れるもエサがとられていました。
1本再度ぶっこんで、残りにエサを付けてそれぞれ投げ込もうとしたら、ぶっこんでいた竿にもう当たりがあるぐらいの時合です。
投げ込む→エサを付ける→合わせを入れる→投げ込む→エサを・・・
時合が過ぎ去るまで、延々同じ作業を繰り返すだけですが、ビビるぐらいに当たりが来る!
当たりが落ち着いた頃には、涼しい夜なのにじんわり汗が出る状態にw
そこからしばらく粘ってみましたが、当たりもなくなったので納竿しました。
アナゴを癒されながら釣ってみよう!
この日の釣果は、リリースを含めると15本でした。
そのうち半分以上が21時頃の時合という釣れっぷり。時合に当たればスゴイ楽しい。
夏の夜風に涼みつつキンキンに冷えたビールを飲みながらするぶっこみ釣りは、日頃のストレスを発散できる最高の癒しです。
難しそうに見えるアナゴ釣りですが、仕掛けも釣り方も実は簡単なので、ぜひお伝えしてきたことを参考に楽しんでみてください!