手軽に大物の引きを楽しめる海上釣り堀ですが、青物を釣ろうとしても1本も釣れず・・・ということがよくあります。
青物1本と+αを狙って釣り堀に行く人も多いのではないでしょうか?
青物放流のアナウンスが聞こえるとパワフルな引きと美味しさを求めて、みんな青物の用意をし真剣勝負の時間に!
その中で、『あなたしか釣れなかった』となるとちょっとしたヒーロー扱いですw
- 青物を狙うためのエサ
- 青物が釣れるタナ
- ちょっとしたテクニック
青物を狙うために実践していることを解説!
食ってくれるかどうか運の要素もあるかもですが、少しでも確率を上げることが青物釣果に繋がると考えています。
それでは、釣果報告いってみよー!
釣り堀 海恵へ 狙うは青物
やってきました毎度おなじみの釣り堀 海恵。
今回は、実践してみないといけないことが1つ。
寒い時期になると魚の活性も低くなり、食いが悪くなって当たりも小さくなってしまいます。
食いを良くするには鈎やラインを小さく細くすることですが、この鈎サイズでもう少しラインが細かったらなぁみたいなことを考えることがありました。
となると・・・
はい、ということで真鯛用と青物用に作ってきました。
あとはこれで釣れるかどうかを確認ってことですね!
真鯛用には、これを準備。
がまかつの真鯛王8号と7号+デュエルのパワーカーボンマックス3号。
水温が下がった状態の低活性ということで、真鯛の吸い込みが弱いと考えられるため鈎サイズは小さめ、ラインもできるだけ細く強度があるものをチョイス。
青物用には、こちらを。
がまかつのブリ王13号+デュエルのビッグフロロカーボン10号。
かかったら確実に獲りたいということで強めの仕掛けにしています。
というよりも狙ってるのは化物クラスなので、この仕掛けです。
この時期の釣り堀 海恵では、オリーブブリ(メジロサイズ)を放流しています。
前釣った時に、釣りたてほやほやを計量しましたが、約60cmの4.5kgぐらいでした。
が、冬限定でウルトラブリと呼ばれるものが時々放流されます。
1本だけの放流とは言え、これだけの重さなのでかかってもラインブレイクさせたり、食わなかったりで居残り組もいる可能性が考えられます。
推奨されてるのがハリス10号とのこともあり、この仕掛けを選びました。
そして、本日持ってきたのがコチラ。
- マダイスペシャル&イエロー
- 丸エビイエロー
- 生ミック
- 冷凍イワシ
- パープルキビナゴ
- パープルサバ切り身
当たりがなくなったらがんがんローテーションしていきます。
こちらからパープルキビナゴを自作することができます。
タチウオ用の最強エサですが、釣り堀では真鯛や青物と何でも釣ることのできる万能エサです。
海恵では、スタートのタナをアナウンス(5ヒロ)してくれるので、それに合わせて自作のマダイ王8号からいきます。
食い込みが悪そうなら、7号にサイズダウンさせていきましょう。
初めて釣り堀に行った時の記事です。
海恵の詳細をメインに書いているので、釣り堀に興味がある、行こうか悩んでいるという方は、ぜひ見てみてください。
ということで、8時になりスタート!
冬場の真鯛狙いは、がっつり鈎を飲ませてやる!ぐらいの待ちをしてようやく口の皮1枚や良い所にかかってきます。
なので、ウキがぴょこぴょこして前当たりがあってもまだまだ待ちましょう。しっかり沈ませてからが勝負です!
そうしていると、早速前当たりがあったので、しっかり沈んだのを確認してからフッキング!
下へ下へと結構な力で引かれると、ふっとテンションが抜けます。
気持ちを切り替えて、次を狙います。
また沈んだので、しっかり食わせてからの次こそは!という渾身の合わせを食らえ!
さっきよりも引きが弱いため、小さめっぽい。
周りが上げている真鯛を見てると全体的に小さめが多いような感じです。
小さいということもあり、もう釣れた気になって巻き上げます。
そうしてると、また途中で軽くなるんですよね。
これが5回続きました。全部自作の真鯛用です。
つまり、朝一の時合、釣れやすいタイミングでボウズ。
急いで、市販のセット品に付け直して、投げ込むも後の祭り。
そこには静かな海面があるだけでした。
途中でハリスを見たところ豚のしっぽになっていたので、ハリスと鈎の結びにミスがあったのが原因っぽいです。
ドラグ調整によるラインブレイクならまだマシですが、これは一番やっちゃいけないミスでした・・・。
(豚のしっぽ:鈎に結んでいたハリスが抜けてしまって、ハリス先端がくるくると、渦巻いている状態)
正直、かなりショックで帰りたくなりましたw
やってしまったものは仕方がない、青物もしばらくすると放流されるとのことなので青物用仕掛けに変更します。
今回の釣行は実践がメインと言い聞かせて自作のブリ王13号+ハリス10号でいきましょう。
居残りの青物も狙えそうなので、真鯛も青物もかかってくるパープルキビナゴでどちらかを狙います。
釣り堀でボウズだけは避けたい!
が、この時期で青物用13号の鈎はでかすぎて厳しいか・・・!?
青物用13号とデカい鈎で真鯛釣れましたw
何のために真鯛用を準備をしてきたんだ!
前当たりからのHITだったので、これもしっかり待ってからでした。
やっぱパープルキビナゴは最強です。
その後も、エサを丸エビイエロー、黄ささみ、パープルキビナゴとローテーションして数匹ゲット。
まさかの13号で釣っていくスタイルは、自分でもびっくり。
とここで青物が放流されました。
青物用として持ってきた冷凍イワシの頭と尾付近を切り落とし、側面から背骨めがけて反対側まで貫通、そして鈎先を上に向けます。鈎先は、イワシからはみ出てる状態ですね。
狙いとしては
- 活きアジの飲ませによる釣果情報が少ない。
水温低下による低活性化で、動き回っているものを捕食しにくくなっている。
なので、動かない冷凍エサの方が有利、実際冷凍エサの釣果情報が多い。 - 内臓の臭いで青物を寄せる。
青物用としてカツオのハラワタなど臭みの強そうなものがよく売られています。
臭いのある方に寄って来てくれるのでは?と予想。
この2つを考え、冷凍イワシをカットし、このように付けてみました。
そうすると予想的中です!
赤じゃない!青が欲しいのよ!!(同じ写真ですが、イワシで真鯛釣れました。)
でも、冷凍イワシで真鯛釣れるのかー。
小魚、イカ、エビやカニと色々食べるのは知っていたけど、イワシで釣れるとは!
両方狙えることが分かったので、しばらくイワシ縛りです。
たまーに、見える範囲まで上がってくることがありますが、見えないなら僕は深め(5ヒロ)を狙います。
なので、タナは5ヒロのままで再度カットしたイワシを投げ込みます。
青物は動いているものに反応がよく、動→静、静→動のような動きが変わるタイミングで食ってくることが多いです。
なので、タナまで沈んだ後は、たまーに誘いを入れてあげます。
これはショアジギングでも有効なアクションなので、ストップ&ゴーやジャークのリズムをいきなり変えることを意識してみてください。
そんなことをしてると来てくれました。本命が。
前当たりもなく、一瞬でウキが海中に引きずり込まれる。
この瞬間が一番釣り堀で楽しい時間です!
青コールでお知らせしてからは、獲れるかどうかの緊張感のある楽しい時間の始まり。
自作の鈎セット、朝一全バラシということもあり、かなりヒヤヒヤします。
丸々と肥えたオリーブブリ、ゲットです!
僕は、青物用も真鯛用もこの1本で対応。
硬めのショアジギングロッドで、これぐらいの青物であればまだまだ余裕を残した状態で寄せることができます。
特に釣り堀では、他の人も快適に釣りを楽しめるように素早く釣りあげることが求められるので、パワーのあるロッドはおすすめです!
その後も、エサをローテーションしつつ、真鯛を数匹あげて納竿となりました。
釣り堀で青物を狙うなら、ぜひお試しください!
実は、今回2人で行っており、
- 真鯛9本
- オリーブブリ1本
- シマアジ1本
- 坊勢サバ2本
という釣果でした。
坊勢サバが3000円で販売され始めたので、2本購入。
本来1年で出荷されますが、コロナ禍で売れ残ってしまったことにより2年物となっているため、例年のものよりもサイズがデカいみたいです。
脂はノリノリですが、あっさりした味で臭みも全くありません。
ぜひ、これは1度食べてみてほしいです!
6人生簀での釣行でしたが、青物はこの1本だけでちょっとしたヒーローになれましたw
引きを楽しめて、帰ってからも楽しい青物をぜひ冷凍イワシで狙ってみてください!