グルメ

知らない人も多い?のどぐろの味は別格!

こんにちは、ナギです!

先日、晩酌のあてを求めて業務スーパーに立ち寄ったところ、前から気になっていたものを発見。
それが『のどぐろ』です。

寿司屋で初めて食べたときに受けた衝撃があまりにも強烈で、それ以降大好物になりました。
メニューにあるときには、最後の一口として必ず頼むことにしていますw

そんなのどぐろがワンコインほどで食べれるのか・・・。としばらく目の前で考えた結果、買ってみることに。
お店ではよく食べますが、自分で料理するのは初めてでうきうきしながら帰宅!

  • のどぐろとは何者か!?
  • 美味しいの?
  • どんな料理で?

この3点をお伝えしていくので、ぜひ興味のある方は最後までよろしくです。

ナギ
ナギ
あの感動をあなたに味わってほしい!!

のどぐろとは?

グルメ番組や旅番組で、ちょこちょこ登場しており、名前は知ってるよー!という方も多いかもしれませんね。
正式名称は『アカムツ』で、地域によってのどぐろと呼ばれたり、アカムツと呼ばれたりしています。

なぜのどぐろかと言うと、もうそのまんまです。
口を開けて『のど』を見ると『黒い』から。シンプルですね!

もともとは北陸で、ひっそりと水揚げ・消費されており、有名になったのはここ10年ほどのできごとです。
大きな出来事として、

  1. グルメ番組で出演者が初めて食べたところ、あまりの美味しさにリアクションがとれなかったこと。
  2. 錦織選手が食べたいと言ったこと。

が、ありました。
味の好みはありますが、それぐらいに美味しいってことです!

それから流通量はそこまで多くないのに視聴者がのどぐろを求めた結果、流通が追い付かずどんどん値段が高騰していきました。
今では、高級魚を超えて超高級魚なんて呼ばれたりもしてます。

のどぐろを調理してみる

内臓を取り除いた下処理済みのものが売っていました。
サイズは20cm弱で、開いてしまっているので体が見えないのですが、赤色の体をしています。

のどぐろは白身魚ですが、身を見てもらうと少し光ってるのが分かりますか?
脂が乗り過ぎて光っているように見えちゃうんです。

全身が脂まみれの魚なので『白身のトロ』と呼ばれます。

よく行く寿司屋では1貫350円で食べれるため、今回買ったもので最低2貫は作れそうなサイズと考えると少し安いかな?という感じです。

では、まずは三枚にしていきます。
自分で捌いて思ったのが、めちゃくちゃ身が柔らかくて、少し捌きにくかったです。
少しでも捌きやすいように出刃包丁は必須!

安くで使いやすそうな出刃包丁を紹介します。
このステンレスの出刃包丁なら錆びにくいですし低価格なので、出刃包丁デビューにはもってこいです!
ただ万能包丁(三徳包丁)とは違い、片側にしか刃がついていないので、利き腕に注意してくださいね!
左利きなら、左利き専用とコメントが入ってます。

三枚におろせたら、中骨があるので骨抜きで丁寧に抜いていきます。

骨抜きはしっかりしたものを使おう!

最近の100均は、凄いもので骨抜きまで売られています。
が、使ってみたところ、僕はオススメしません。

理由としては、とてつもなく噛み合わせが悪いから。
片側は作業する間ずっと力強く握っていないと骨を掴めない、反対側はそもそも隙間が開いたままで掴めなかったです。


高額なものではないので、今後も魚を捌いていきたい。スーパーで買った鮮魚の下処理で骨を取っておきたい。楽に食べたい。であれば、しっかりした骨抜きは必要不可欠です。

骨を抜き終えれば、次は皮を残したまま両面炙っていきましょう!

皮と身の間に旨味が詰まっている魚が多いので、いろんな魚を炙ってみるとまた違った味が楽しめます。
一部に汁みたいなものがついていますが、それ全部脂!脂マシマシィィ!


ガスバーナー1つあれば、料理の幅が広がります。
僕がよく使うのは、炙り刺身の他に、プリンに砂糖をまぶして焦がしキャラメルに、ピザやグラタンの焦げ目つくりに、買って思いましたが結構使います。

あとオススメなのがスーパーで売ってるカツオのたたき。これです。
割引のかかった短冊のものでもいいので、騙された!と思って皮目を軽く炙ってみてください。

味、めちゃくちゃ変わりますよ?
鮮度が落ちてくると、カツオの独特の臭みがきつくなってきますが、嘘のように消えます。

嫁ちゃん
嫁ちゃん
え?味全然ちゃうやん!臭くない!

鮮魚があまり得意でない嫁も認めてくれたので、間違いはない!・・・はずです。

両面が焼けたら、炙ったあとの熱で中まで火が通らないようにするために冷やします。
めんどくさがりの僕は冷凍庫に数分ぶちこみます。

ナギ
ナギ
これぞ男飯!食べれればいいのだ!

冷やせたら、あとは切ってお皿にのせるだけ。

刺身に切っていくには、刺身包丁が断然切りやすいです。
僕もはじめは万能包丁で切っていたのですが、あまり切れずにのこぎりみたいに前後に動かして切っていました。
そうするとせっかくの刺身の断面がズタボロに・・・。

そこで試しに刺身包丁を買ったところ、あまりの切れ味にスゲェ!スゲェ!とキッチンではしゃいだぐらいです。一人で。

興味本位で使ってみたのですが、ステーキや鶏肉に対しての切れ味もなかなか良かったので、魚だけでなく肉もいけそうです。

のどぐろの味を一度味わってみて!!

完成したのがこちらです。
わさび醤油とお酒を用意して、早速いただきます。

醤油に広がる油膜、口の中に入れると溶けていきそうな身の柔らかさ、白身魚のあっさりした旨味が広がりながら、舌にまとわりつくようなねっとり感。

ナギ
ナギ
あぁ~・・・。たまらない・・・。

それを堪能したあとに、お酒の炭酸でシュワシュワしてリセット。
また刺身を食べてとろけて・・・を繰り返すだけです。

今回小さめののどぐろを買ってみましたが、この金額でこれだけの味なら価値は十分ありました!
サイズが大きくなればなるほど脂の乗りがよくなりますが、金額もがんがん上がります。
大きいもので1万円を超えるぐらいまでになってしまうので、なかなか手が出ない・・・。

ですが、このぐらいのサイズでも、よく食べる魚に比べると脂の乗りは別格ですし、手頃な価格で楽しめます。

スーパーで見かけたら、ぜひのどぐろを買ってみてください!
とろけちゃってくださいね!